クラレが不正アクセス問題で続報発表、取引先・従業員データ流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

クラレが不正アクセス問題で続報発表、取引先・従業員データ流出の可能性



画像:株式会社クラレより引用

株式会社クラレは2021年11月2日、同社に対する外部からのサイバー攻撃について続報を発表しました。

問題となっているのは同社が2021年10月に公表した、同社サーバーに対する外部からの不正アクセス問題です。同社はこれまでサイバー攻撃の発生および情報流出の可能性について言及していましたが、その後実施した専門調査機関を通じた調査により、取引先および同社グループの従業員の氏名や会社連絡先などのデータが含まれている事実が判明。

一方で、流出が懸念されるデータのなかに、クレジットカード情報は含まれていないと説明しました。

個別に連絡を取り対応

同社は流出対象者らに向け、経緯の説明および謝罪しました。

また、今後は外部専門家の協力のもと、ITセキュリティの強化に取り組むと発表。情報管理体制を強化し、再発を防止するとしています。

参照不正アクセスによる情報流出に関するお知らせ(第2報)/株式会社クラレ


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