
画像:静岡鉄道株式会社より引用
静岡鉄道株式会社は2021年10月13日、同社が静岡市より受託している静岡市コ・クリエーションスペースの会員登録者197名に向けて発信した電子メールについて外部一斉メールを発したところ、対象者らのメールアドレスが表示される形式で送信したと明らかにしました。
静岡鉄道株式会社によると2021年10月12日、静岡市コ・クリエーションスペースの登録者らに施設に関係する案内を記載した電子メールを外部一斉形式で発信しました。ところが担当者が外部一斉メールにおける送信形式を指定する際、送信先のアドレスを非表示にする「BCC」を指定するよう求められているにもかかわらず、送信先のアドレスを表示する「To」形式で送信するミスを起こしたとのこと。
これにより、送信先となった登録者間でお互いの電子メールアドレスが表示されてしまう事故が発生。事案発覚後、同社は謝罪しました。
謝罪し誤送信メールの削除を依頼
静岡鉄道株式会社は現在、流出の対象者らに謝罪するとともに、誤送信メールの削除を依頼しています。記事発表時点で流出情報を悪用したと見られる動きは確認されていないとのこと。
なお、同社は今後の再発防止策として、ダブルチェック体制を徹底すると発表。外部一斉メールを発信する際は送信前に複数の職員で宛先および入力先を確認し、ミスによる流出を防ぐとしています。
参照メールアドレス流出に関するお詫びとご報告/静岡鉄道株式会社
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- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
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