ちばシティポイント実証実験がサイバー攻撃被害|サイバーセキュリティ.com

ちばシティポイント実証実験がサイバー攻撃被害



画像:フェリカポケットマーケティング株式会社より引用

東京都のIT企業のフェリカポケットマーケティング株式会社は2021年10月12日、同社が千葉市より受託していた市民向けのポイント事業において、サーバ上のデータベースへの不正アクセスが確認され、情報流出の可能性があると明らかにしました。

発表によると攻撃を受けたシステムは「ちばシティポイント実証実験運営業務・健康づくり事業(ウォーキングの促進)運営等業務」で、参加者の生年月日やメールアドレス、IDおよびパスワード(ハッシュ化)、ポイント付与・利用履歴など合計約1万8,000件が外部流出した可能性があるとのこと。

ただし、フェリカポケットマーケティング社では氏名や住所、電話番号などのデータは別のサーバーで管理していたため、被害はないとしています。

セキュリティ業者による詳細調査へ

情報によると、フェリカポケットマーケティング社は2021年9月29日に千葉市に不正アクセスの可能性を、2021年10月7日に不正アクセスに伴う流出を千葉市に報告しています。

両者は今後、セキュリティ専門業者による詳細調査を実施し、セキュリティシステムの改修などを進めていく予定とのこと。

ユーザーへの対応としてコールセンターを設置し対応するほか、パスワード変更などの措置を勧めています。

参照千葉市委託事業において弊社が管理するサーバ上のデータベースへの不正アクセスについて/フェリカポケットマーケティング株式会社


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