料金未払い騙るフィッシング、ドコモユーザーに1億円の被害発生|サイバーセキュリティ.com

料金未払い騙るフィッシング、ドコモユーザーに1億円の被害発生



画像:株式会社NTTドコモより引用

株式会社NTTドコモは2021年10月2日、同社を装ったフィッシングSMSから不正アプリに誘導する手口により、同社ユーザー約1,200名においておよそ1億円の不正決済が確認されたと明らかにしました。

発表によると、犯行は悪意のある第三者によるもので、ドコモお客様センターを名乗り料金未払いを通知するフィッシングSMSを送信しているとのこと。

SMSには「NTTセキュリティ」や「NTT DOCOMOセキュリティセンター」を装った不審なアプリケーションへのリンクが記載されており、インストール後にネットワーク暗証番号などを盗み取り、iTunesギフトカードなどを不正購入しているものと見られます。

換金性高いコードを販売中止

NTTドコモは事態の発生を受け、ドコモオンラインショップでiTunesギフトカードやGoogle Playなど換金性の高いギフトコードの販売を中止する決定を下しています。

被害者数は2021年10月2日時点で約1,200名にのぼっており、金額としては約1億円が計上されているとのこと。同社は既に顧客対応を開始しており被害内容を確認後、全額を補償するとしています。

参照【お客さまへの注意喚起】「NTTセキュリティ」などを装ったフィッシングSMSや不正なアプリによるドコモオンラインショップでのApp Store & iTunesギフトカード等の不正購入発生について/株式会社NTTドコモ


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