画像:東京都スポーツ文化事業団より引用
東京武道館の指定管理者である東京都スポーツ文化事業団は2021年8月27日、事業団のサービス担当に属する職員が施設の利用団体に発信したメールについて誤送信が発生し、35団体のメールアドレスが流出したと明らかにしました。
東京都スポーツ施設文化事業団によると誤送信は2021年8月25日に発生したもので、職員が2022年3月分の利用予約に関係する電子メールを35団体に向け外部一斉送信する際、送信形式欄の入力ミスを起こしたとのこと。本来、外部一斉送信する際はお互いのメールアドレスを非表示にするため「BCC」欄に入力すべきところを誤って「CC」欄に入力し送信するミスを起こしたため、送信先でお互いのアドレスが表示される事象が確認されたとしています。
東京都スポーツ施設文化事業団によると職員は誤送信時、ミスに気付いていませんでしたが、メール送信後に送信先となった団体からアドレスの流出について指摘を受けたとのこと。ミスを把握した事業団は関係先に謝罪し、メールの削除を依頼しました。
再発防止に向け研修実施
東京都スポーツ文化事業団によると、記事発表時点で誤送信に伴う二次被害と見られる事態は確認されていません。
ただし、事業団は事故の経緯および原因を確認し、情報管理の徹底を行うと発表。具体的には情報管理および再発防止に向けた研修を実施し、再発を防止するとしています。