不正アクセス検出しランサム感染が判明、八神製作所|サイバーセキュリティ.com

不正アクセス検出しランサム感染が判明、八神製作所



画像:株式会社八神製作所ホームページより引用

医療機器販売など医療関連事業を手掛ける株式会社八神製作所は2021年9月1日、同社サーバーがランサムウェアに感染し、外部からの不正なアクセスを受けたと明らかにしました。

発表によると2021年8月31日の夜間、ネットワークに対する外部からの不正アクセスを検出されたため調査したところ、ランサムウェア感染に伴うものであると判明。

同社はこのため、事態に対処すべく攻撃の影響が懸念されるサーバーをネットワークから切り離し、サーバーを停止する措置を実施。現在は復旧に向けて取り組んでいる状況です。

暗号化で金銭要求のランサムウェア

ランサムウェアは感染先のデータを暗号にすることで「人質化」し、金銭の支払いを伴う脅迫行為や情報流出を引き起こすことで知られているマルウェアです。

感染が明らかになった八神製作所においても暗号化被害の懸念が生じるため、同社は現在、影響範囲を特定し対応を進めています。ただし、記事発表時点で流出の有無は明らかにされておらず、同社は今後新たに報告すべき事項が判明次第、改めて連絡するとしています。

参照「弊社サーバーへの不正アクセスについて」


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