ダブルチェック徹底されず外部アドレス48件流出、大阪市|サイバーセキュリティ.com

ダブルチェック徹底されず外部アドレス48件流出、大阪市



画像:大阪市より引用

大阪市は2021年8月20日、市の建設局が発信したインターンシップ関連メールについて誤送信が発生し、受講予定者らのメールアドレス48件が意図せず開示される事象が確認されたと明らかにしました。

大阪市によれば、電子メールは市の建設局職員が2021年8月19日に発信したもので、開催予定である令和3年度大阪市インターンシップの案内を受講予定者らに通知するものでした。ところが、担当者が電子メールを外部一斉メールとして発信する際、送信形式を「Bcc」ではなく「宛先」で送信するミスを起こしたとのこと。

これにより、送信先となった受講者間でお互いのメールアドレスが表示される事態が発生。担当者はミスに気付いていませんでしたが2021年8月20日に別の担当者が発見し、流出が明らかになりました。

誤送信発生で謝罪、流出メールの削除を依頼

大阪市によると建設局は誤送信の発生を受け、流出先に謝罪し、電子メールの削除を依頼しています。

また、市は誤送信の原因が職員の確認不足にあり、複数名での送信前チェックも行われていなかった点を踏まえ、個人情報の適切な取り扱いを指導するとともにダブルチェック体制を徹底するよう発表。再発の防止に努める考えを明らかにしました。

参照報道発表資料 建設局におけるメール誤送信による個人情報の漏えいについて


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