アンケートフォーム誤設定で情報流出、株式会社土屋鞄製造所|サイバーセキュリティ.com

アンケートフォーム誤設定で情報流出、株式会社土屋鞄製造所



画像:株式会社土屋鞄製造所より引用

株式会社土屋鞄製造所は2021年8月6日、同社がユーザー向けに提供したアンケートフォームにてシステム設定ミスが発生し、アンケート回答者最大133名の個人情報を別の回答者が閲覧できる事象が確認されたと明らかにしました。

発表によると同社は2021年7月29日、同社製品「大人向け鞄」のアンケートを作成し、フォームとして公開しました。ところが同社が作成したアンケートサイトには設定不備があり、回答者がサイト内に設置された「前の回答を見る」を選択すると、別の回答者が入力した氏名情報やメールアドレスが表示される事象が発生。

同社はアンケートフォームを公開時ミスに気付いていませんでしたが、一部の回答者からミスを指摘され発覚。設定不備を修正し、対応したとしています。

テスト用フォームを誤って公開

株式会社土屋鞄製造所は情報流出の原因について、フォーム公開前の設定確認を怠ったために発生したとしています。

同社によれば、当初公開したフォームは社内テスト用に回答者の情報が閲覧できる状態にしたものであり、本来は公開する予定がなかったとのこと。担当者がフォームを公開する前に、個人情報の流出に繋がる部分の修正を失念したことにより発生したとしています。

なお、同社は現在、情報流出の対象者に個別に連絡を取り、謝罪しているとのこと。今後は情報管理体制を強化し、再発を防止するとしています。

参照個人情報に関する重要なお知らせ


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