フィッシング目的でサイト改ざん被害、札幌日新電子|サイバーセキュリティ.com

フィッシング目的でサイト改ざん被害、札幌日新電子



画像:札幌日新電子株式会社より引用

日本信号株式会社の子会社の札幌日新電子株式会社は2021年7月12日、同社サイトが何者かの手により改ざんされる事象が発生したと明らかにしました。

発表によると、被害が発生したのは2021年5月25日のことで、何者かが同社サイトの更新用アプリケーションに不正ログインし、正規ページにフィッシング目的のコンテンツを加えるなどしたとのこと。

同社は2021年5月26日に事態を把握し、サイトの一時閉鎖を決定しました。ただし同社サイトにはユーザーの個人情報を記録しておらず、被害は確認されていないとしています。

バックアップデータでサイト復旧、改ざん検出対策も

札幌日新電子株式会社によると、同社は2021年7月12日時点でサイトの安全性を確認し、サービスを再開しています。

発表によると、同社は被害発生後にサーバー内の全コンテンツを削除し、バックアップデータを用いてサイト復旧を実施。改ざん防止のための対策を導入した上でサービスを再開しているとのことです。

参照弊社ホームページ改ざんに関するお詫びと復旧のご報告


SNSでもご購読できます。