画像:株式会社FLAVAより引用
株式会社FLAVAは2021年7月19日、同社が運営するオンラインショップ「Jiggys-shop.jp」および「Crazy-ferret.jp」について外部からの不正アクセスが発生し、両サイトで過去クレジットカード決済したユーザーのカード情報合計6,316件が流出した可能性があると明らかにしました。
発表によれば同社は2021年2月5日、一部のクレジットカード会社より「Jiggys-shop.jp」からカード情報が流出している懸念について指摘を受けました。また2021年2月8日には同社が運営する別サイト「Crazy-ferret.jp」にも同様の懸念が生じていると指摘を受けたことにより、同社は2021年2月9日に第三者調査機関を通じた詳細調査の開始を決定。
調査は2021年5月に完了し、何者かが両サイトの決済機能を改ざんし、ユーザーが入力したカード情報が外部に流出するよう手を加えていた痕跡が判明。さらに流出が想定されるカード情報のうち、一部データが既に不正利用されている可能性も判明したとしています。
既に不正利用の可能性も、被害サイトは閉鎖
株式会社FLAVAによると、不正アクセスにより2020年2月5日~2020年2月8日の期間中に、両サイトに新規入力したユーザーのカード情報合計6,316件について、流出の懸念が生じています。
また、同社は事態判明後に両サイトからカード決済機能を停止したものの、既に618名のユーザーのカード情報について、不正利用の可能性が生じているとのこと。同社は被害ユーザーに個別に連絡を取り注意を促すとのこと。
なお、事態を受け同社は今後、セキュリティ対策および監視体制の強化を実施すると発表。ただし被害を受けた両サイトについて、再開の見通しはないとしています。