画像:福井県立大学より引用
福井県立大学は2021年7月15日、同大学が開催した公開講座に関連したアンケートメールを送信する際に誤送信が発生し、受講申込者のメールアドレス48件を表示される形式で送信したと明らかにしました。
福井県立大学によると同大学は2021年7月14日、公開講座として開かれた「Withコロナ・Afterコロナの地域産業、企業の方向性を考える」の受講者に対してアンケートメールを外部一斉形式で送信しました。ところが、メール送信前に送信形式を指定する際、本来同報者のアドレスを非表示にする「BCC」に設定すべきところを「To」で送信するミスが起きたとのこと。
これにより、送信先の受講申込者間でお互いのアドレスを表示される事象が発生。2021年7月15日になり、大学側のミスに気付いた受講申込者から指摘が入り、事態が発覚しました。
謝罪しメールの削除を依頼
福井県立大学は誤送信判明後、送信先となった48名の受講申込者に個別に電子メールを送信し、謝罪するとともにメールの削除を依頼しています。
福井県立大学は再発防止策として、今後は外部一斉メールを送信する際は「Bcc」を利用することを徹底するほか、複数名の職員による送信前チェックを行うと発表。
個人情報保護の徹底し、情報流出を防ぐ考えを明らかにしました。