TSUTAYAオンラインで会員アカウントに不正アクセス、1件で情報流出か|サイバーセキュリティ.com

TSUTAYAオンラインで会員アカウントに不正アクセス、1件で情報流出か



画像:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社より引用

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は2021年7月9日までに、同社が運営するオンラインストア「TSUTAYA online」の会員アカウントに対するサイバー攻撃が発生し、一部アカウントについて不正ログインが発生したと明らかにしました。

発表よれば、2021年6月16日~2021年6月30日にかけて、「TSUTAYA online」の会員アカウントに対して、不正ログインと見られる通信を確認。同社は2021年7月1日、顧客保護の観点からメールアドレスおよびパスワードによるログイン機能を停止しました。

なお、同社が調査したところ、攻撃者は既に3件の会員アカウントに不正ログインしていた事実が判明しています。うち1件のアカウントには自宅や配送先などへのアクセス履歴が残っており、同社は対象情報が攻撃者に閲覧された可能性があるとしています。

パスワードの変更を依頼

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は不正アクセスの発生に伴い、被害を受けた会員らに個別に連絡を取り、パスワードの変更を依頼しています。

また、同社は停止していたメールアドレスおよびパスワードによるログイン機能の再開を決定。2021年7月9日付でログイン機能の再開を発表しました。

参照【お知らせ】TSUTAYA onlineに登録されているメールアドレスおよびパスワードによるログイン再開について


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