渋谷サービス公社、温水プール親子教室の抽選結果メールを誤送信|サイバーセキュリティ.com

渋谷サービス公社、温水プール親子教室の抽選結果メールを誤送信



画像:渋谷区より引用

渋谷区は2021年5月15日、区の委託を受け、株式会社渋谷サービス公社が実施する「親子水慣れ教室(渋谷本町学園温水プール)」の抽選メールにて誤送信が発生し、落選者ら132名のメールアドレスが外部流出したと明らかにしました。

渋谷区によると、誤送信を起こした公社は2021年5月14日、渋谷本町学園温水プールの水慣れ教室の抽選結果を、参加者らに外部一斉メールで通知しようとしていました。ところが、公社の担当者は落選者らへのメール送信方式を設定する際、送信先のアドレスを非表示にする「BCC」ではなく、「宛先」を指定するミスを犯したとのこと。

これにより、送信先となった落選者132名間において、お互いのメールアドレスが表示される事象が発生。渋谷区は送信後に流出の事実を確認し、事実の公表に踏み切りました。

被害者らに謝罪し、メールの削除を依頼

渋谷区によると、区では誤送信発生後、メールの送信先となった132名について個別に連絡を取り、謝罪しています。また、誤送信メールについては、削除を依頼する対応を取ったとのこと。

渋谷区は再発防止策として、公社に対して個人情報の保護と管理を徹底よう要請したほか、情報セキュリティを教育を強化するよう指導したと発表しています。

参照メール連絡の誤発信について


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