画像:トヨクモ株式会社より引用
トヨクモ株式会社は2021年5月7日、同社ウェブサイトに設置された問い合わせフォームの自動返信機能に不具合が発生し、フォーム利用者が入力した情報を1万5,913件の宛先に送信していたと明らかにしました。
トヨクモ株式会社によると、原因は自動返信機能の設定ミスによるものです。同社では問い合わせフォーム利用者に対して自動返信メールを送信していましたが、本来送信者にのみ送信すべきところを、それまでに登録していた1万5,913件のアドレスに返信する設定ミスが発生したとのこと。
同社はミスの発生に気付いていませんでしたが、誤送信メールを受信した別の利用者から指摘が入り、判明したとしています。
自動システム設定時は複数名の確認で再発防止へ
トヨクモ株式会社によると、自動返信機能の不具合は2021年5月8日に発生したもので、修正は同日中に完了しています。また、流出先となった1万5,913件の宛先に連絡を取り、情報の削除を依頼しているとのこと。
なお、同社は今後、自動で作動するシステムを構成する際は複数名で目視確認するなどのフローを盛り込み、再発防止につなげる考えを明らかにしています。