Bリーグの委託先企業でデータ処理ミス、会員210名の情報が流出|サイバーセキュリティ.com

Bリーグの委託先企業でデータ処理ミス、会員210名の情報が流出



画像:公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)は2021年5月6日、同リーグの会員向けに展開するキャンペーンについて、抽選委託先にてデータ処理上の不備があり、会員210名の個人情報が流出したと明らかにしました。

発表によると、Bリーグでは2021年3月に実施した景品を伴う会員向けキャンペーンの抽選作業を、別の企業に委託していました。ところが、委託先企業にて応募者データを抽選処理する際、当選会員の氏名の列データがその他のデータとずれてしまうミスが起きたとのこと。

さらに景品発送段階においても、ミスが見過ごされたままであったため、当選者の住所に別人の氏名が記載された状態で景品が届く事象が発生。2021年4月28日、景品を受け取った当選者より指摘が入り、事態が明らかになったとしています。

委託先企業に対し情報管理の徹底を指示

Bリーグは会員データの流出を受け、原因となった委託先企業に対して、情報管理に関係する指導、教育を徹底するとしています。

また、Bリーグでは今回の事案を業務委託先の事故と片づけず、リーグ内部でも情報管理の取り組みを強化すると発表。再発防止に向け、社員への周知徹底を進めると説明しています。

参照B.LEAGUE会員向けキャンペーンにおける個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ


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