元従業員が顧客約5,000名の情報を不正持ち出し|株式会社東急コミュニティー|サイバーセキュリティ.com

元従業員が顧客約5,000名の情報を不正持ち出し|株式会社東急コミュニティー



画像:株式会社 東急コミュニティーより引用

株式会社東急コミュニティーは2021年3月29日、同社に所属していた元従業員が業務上の立場を利用して、同社が保有する顧客約5,000名分の氏名やマンション名等の個人情報を不正に持ち出し、外部流出させたと明らかにしました。

情報によると、元従業員は同社が運用する業務管理システムにアクセスし、2019年10月と2020年11月の合計2回に渡って、同社が保有する顧客情報を持ち出したとのこと。

当初、流出は発覚していませんでしたが、2021年1月に外部から流出の指摘が入ったため、同社が外部の専門調査会社等を通じて調査を実施したところ、元従業員による情報流出が判明したとしています。

流出先に情報の廃棄を請求、元従業員には刑事告訴も視野

株式会社東急コミュニティーによると、同社は元従業員に実施したヒアリングにより、流出を確定したとしています。

これを受け、同社は流出先に対して、情報の使用差し止め及び廃棄を請求。元従業員に対しては、刑事告訴を視野に入れた準備を進めているとしています。

なお、同社は今後、社内業務管理システムへのアクセス制限の強化を決定。再発防止につなげる考えを明らかにしています。

参照元弊社従業員による不正な個人情報の持ち出し及び流出に関するお詫びとご報告


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