画像:東京都より引用
東京都の福祉保健局高齢社会対策部は2021年3月9日、都で進める新型コロナウイルス慰労金の申請に係る電子メールを誤送信したことにより、申請事業者に所属する介護職員らの個人情報が流出したと明らかにしました。
東京都の発表によると誤送信の原因は、メール送信時の確認ミスです。
都の慰労金申請業務を担当する職員は2021年3月3日、事業者Aに向け、対象者の氏名などが含まれた申請関係のデータを送信しようとしていました。ところが、担当者はアドレス入力を誤ったことにより、事業者Aではなく別の事業者Bに電子メールを送信。
これにより、事業者Aに所属する職員(7名)および申請実績報告書の作成担当者の個人情報が、事業者Bに流出したとしています。
担当者が直接訪問し削除を確認
東京都によると担当者が送信後、自らミスに気付いたことにより、メール誤送信が発覚しました。
都は誤送信発覚後、事業者Bに電子メールの削除を要請。さらに担当者が事業者Bに直接訪問することで、削除を確認したとしています。
なお、東京都は被害者となった事業者Aに対して、謝罪したとのことです。