なりすまし電話に県内医師19名の情報流出|奈良県|サイバーセキュリティ.com

なりすまし電話に県内医師19名の情報流出|奈良県



奈良県は2021年2月10日、実在する医学部卒業生を名乗る人物からの不審な電話に対して、県内の医療機関で働く医師19名の個人情報を本人の同意なく提供したと明らかにしました。

情報によると、問題の電話は2021年1月中旬に寄せられたもので、栃木県の自治医科大学の卒業生を名乗っていたとのこと。

話者は「同窓会名簿のために(奈良県内の医療機関で働く)医師の連絡先を教えてほしい」と要請したため電話を取った職員が氏名や卒業年次を確認したところ、県が保有する卒業名簿と一致したため、連絡先を伝えたとしています。

自治医科大学からの注意喚起メール

奈良県によると2021年2月8日に、自治医科大学より「全国的に似たような問い合わせが相次いでいる」と注意喚起のメールを受け取ったことにより、流出の疑惑が浮上しました。

このため、奈良県が情報を伝えた話者に連絡を取ろうとしたところ、話者は実在する医師を名乗る、なりすまし者であった事実が判明したとしています。奈良県は2021年2月10日に記者会見を開き、事実関係の公表に踏み切りました。

参照「県が医師19人分の個人情報流出」

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