サイバー攻撃でウェブサイトが改ざん被害、3,500通のスパムメールの踏み台に|サイバーセキュリティ.com

サイバー攻撃でウェブサイトが改ざん被害、3,500通のスパムメールの踏み台に



画像:株式会社大田花きより引用

株式会社大田花きは2021年1月15日、同社商事部のウェブサイト(bizrelation.otakaki.co.jp)何者かのサイバー攻撃により改ざんされ、同社ドメインがスパムメールの踏み台にされたと明らかにしました。

発表によると、攻撃者は同社のドメインを送信元として、不特定多数の宛先に約3,500通のスパムメールを発信しました。ただし、宛先はランダムに作成されたものであり、同社が保有する個人情報を含む情報の流出は確認されていないとのこと。

このため、同社は事案発覚後、被害を受けたドメインの停止を決定。また、サーバーアカウントのパスワードを変更する措置を実施し、攻撃を抑止したとしています。

攻撃方法は既に把握。全サイトに対策実施

株式会社大田花きは今回の事案発覚に伴い、同サイトの管理をしていた全社員のパスワードを変更したほか、作業環境のセキュリティスキャンを実施しています。

同社は改ざんの具体的な方法を明らかにしていませんが、方法は既に特定しており、同社管理下のすべてのサイトに同様の攻撃を仕掛けられないよう、対策を実施したとのことです。

参照不正アクセス被害によるスパムメール送信について


SNSでもご購読できます。