人と動物の共生センター、プログラム参加者のメールアドレス122件流出|サイバーセキュリティ.com

人と動物の共生センター、プログラム参加者のメールアドレス122件流出



画像:認定特定非営利活動法人人と動物の共生センターより引用

特定非営利活動法人「人と動物の共生センター」は2020年11月11日、同センターがボランティア育成プログラム参加者に向けて発信したメールについて誤送信が発生し、プログラム参加者のメールアドレス122件について外部流出したと明らかにしました。

発表によると、誤送信の原因は担当者による宛先設定の入力ミスです。同センターでは2020年11月10日、猫問題解決ボランティア育成プログラムに関する案内メールをプログラム参加者らに発信しようとしていましたが、担当者のミスにより、本来BCCで送信すべきところをお互いのアドレスが表示される形で送信したとしています。

なお、誤送信は同センターからのメールを受信した一部の参加者から指摘があり発覚。センターが調査を進めたところ実際にミスが確認されたため、被害者らに謝罪とメールの削除を要請したとしています。

一部、メール送信用システムの使用を辞める

人と動物の共生センターは今回の誤送信への再発防止策として、対策を挙げています。
具体的には、今後セミナーや連続講座など多数に宛てるメールについて、メール送受信用のシステムを使用しないと決定。こうしたメールについて送信する際は、送信内容ごとにメーリングリストを作成し送信作業に入ることで、人為的なミスを防ぐとしています。
また、今回発生した事案の経緯と原因を分析し、全職員に周知することで、個人情報の取り扱いに関する教育を進める計画を示す方針です。

参照メール誤送信による個人情報漏洩のお詫びと原因及び再発防止について


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