公演招待の抽選メールを誤送信、希望者101名のアドレスが流出する|サイバーセキュリティ.com

公演招待の抽選メールを誤送信、希望者101名のアドレスが流出する



画像:公益財団法人・北区文化振興財団

公益財団法人・北区文化振興財団は2020年9月2日、財団が配信する「北とぴあ国際音楽祭 芸大とあそぼうin北とぴあ」の公演招待の抽選結果メールについて誤送信が発生し、抽選希望者らのメールアドレス101件が流出したと明らかにしました。

財団によれば、問題のメールは財団担当者より2020年8月31日に発生したもので、原因は送信形式の入力ミスです。

財団では外部の複数の宛先に電子メールを送信する際、他の送信先のアドレスが表示されないよう「BCC」で送信すべきとしていました。ところが該当のメールを送信する際、担当者が操作を誤り「To」形式で送信したため、参加希望者の間でアドレスが流出する事案が発生したと説明しています。

削除要請と再発防止策

財団は誤送信の発生後の対応として「削除要請と再発防止策」を両輪で進めています。

被害者らには流出の状態と経緯・そして該当メールの削除を要請する内容の電子メールを送信。また、組織内対応として、外部メール発生時の宛先入力ミスをチェックするため、複数名の職員による確認作業を徹底すると発表。

合わせて、職員内のセキュリティ教育を強化し、流出を抑止する考えを示しています。

参照メールアドレスの漏えいについてのお詫びとご説明/公益財団法人 北区文化振興財団


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