
画像:株式会社コムテックス
商品デリバティブなどを扱う株式会社コムテックスは2020年8月28日、同社が運営するウェブサーバーサイトが何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、対象サーバー内に記録されていたオンライントレード口座申込客の情報約2,800件について、外部流出の可能性が生じたと明らかにしました。
同社が明らかにしたところによると不正アクセスは2020年8月25日に実施した調査により判明。調査では攻撃事実だけでなく、攻撃により同社が保有する個人情報について流出の可能性まで浮上したため、同社は該当ウェブサーバーへの外部アクセスを遮断した上で、顧客情報の削除などの措置を実施したと明らかにしました。
銀行口座情報など流出か
株式会社コムテックスは今回の事案について、被害がオンライントレードの口座開設に申し込んだ顧客に及んだと明らかにしています。このため、被害情報も氏名や住所などの基本情報だけでなく、銀行口座情報やパスワードにも流出の可能性があるとしています。
いっぽうで、同社は記事発表時点で、漏洩による直接被害の報告は確認されていないとの認識を示しています。また、ユーザーIDや個人番号、売買履歴などの情報についても、流出の可能性はないとのこと。
同社は今後の再発防止策として、セキュリティ強化対策の策定やアクセス権限の制限・IDやパスワード設定の高度化などの措置を検討。合わせて、当面の間は新規口座開設の申し込みを停止するとしています。
参照お客様情報漏洩のお詫びとお知らせ/株式会社 コムテックス
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- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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