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画像：つがる西北五広域連合より

五所川原市など青森6市町村が構成するつがる西北五広域連合はこのほど、管轄の感染症指定医療機関から新型コロナウイルスに感染した学生の情報が不正に流出した問題について、流出に関わったと見られる3名を懲戒処分にしたと明らかにしました。

情報によれば3名はいずれも看護師で、電子カルテはこのうち1名が電子カルテの印刷物を私有するスマートフォンで撮影したもの。ほか2名は直接、あるいは間接的に画像を受け取り、別の職員に送信していました。

撮影した看護師は停職6か月、他2名は減給処分

広域連合は地方公務員法の規定に基づき、3名を懲戒処分を下しました。電子カルテを撮影した1名は最も重いと見られたのか、停職6か月の処分。別の2名は10分の1の減給処分と発表されています。一方で、3名以外に画像を受け取った人物は上司への報告を怠ったものの、拡散行為に手を染めていなかったため、戒告に処されました。

なお、連合は今回のインシデントについて、看護師らへの告訴は控える方針。被害者の保護者に経緯を説明した際、「（処分の程度は）規定通りでいい、解雇などは求めない」と確認を取ったとしています。

参照カルテ流出　漏えい看護師停職６カ月/陸奥新報