メール誤送信で抽選応募者1,577人の個人情報が外部流出|南房総市観光協会|サイバーセキュリティ.com

メール誤送信で抽選応募者1,577人の個人情報が外部流出|南房総市観光協会



画像:復興対策地域利用型クーポン運用管理業務における個人情報の流出について/南房総市より

千葉県南房総市は2020年3月12日、市が南房総市観光協会に運用管理を委託する、「南房総市限定クーポン」のプレゼント関連メールにて誤送信が発生し、応募者1,577人の氏名や住所などの個人情報が、当選者60名に流出していたと明らかにしました。

市の説明によると、誤送信は2020年3月9日に発生。観光協会に所属する職員がクーポンに関連したプレゼント企画の当選通知メールを発信する際、誤って応募者全員の個人情報が記録されたファイルを添付したまま送信したというものです。

全流出先から削除同意

南房総市はインシデント発覚後、送信先の当選者60名に向けて事情を説明し、メールの削除を要請をしていました。市の説明によると2020年3月15日時点で、流出先の全員の同意が確認されたほか、外部流出による二次被害と思われる事象も確認されていないとのこと。流出の可能性は低いものと見られます。

なお、南房総市は再発防止策として、今後は個人情報を含むメールを送信する際の順守事項の徹底を進めるほか、情報セキュリティ教育を徹底するとしています。

参照復興対策地域利用型クーポン運用管理業務における個人情報の流出について/南房総市


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