従業員の端末がEmotet感染、情報流出や不正メール被害発生か│川本製作所|サイバーセキュリティ.com

従業員の端末がEmotet感染、情報流出や不正メール被害発生か│川本製作所



画像:当社パソコンからの個人情報のデータ流失に関するお詫びとお知らせ/株式会社川本製作所より

株式会社川本製作所は2020年2月4日、同社従業員のパソコンがマルウェア「Emotet」に感染したことにより、同端末内に記録されていた個人情報が流出したほか、実在する同社従業員を名乗る不正メールが複数件発生したと明らかにしました。

同社によるとインシデントは2020年1月28日、同社のセキュリティ機器から発生られたアラートにより把握。同社が詳細を調査したところ、端末がEmotetに感染し、情報流出を起こしている痕跡が確認されたとしています。

不正メールが確認される、情報流出は確定的か

同社は事案発覚後、マルウェアを削除した上で該当端末をネットワークから隔離するなど、マルウェアおよび情報流出への対策を実施しています。しかし、既に流出した情報の悪用は止めようがなく現在、感染した端末内に記録されている情報を流用した形の不正メールが複数確認されています。

これを受け、同社は関係のある取引先などに向けて、不正メールを警戒するよう注意喚起。不正メールが確認された場合は、添付ファイルやURLにアクセスせず、そのまま削除するよう呼びかけています。

参照当社パソコンからの個人情報のデータ流失に関するお詫びとお知らせ/株式会社川本製作所


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