画像:メール誤送信による個人メールアドレス流出のお詫び/スミリンビジネスサービス株式会社より
スミリンビジネスサービス株式会社は2019年11月19日、一斉メールを送信した際に誤送信事案が発生し、関係者のメールアドレス420件が流出したと明らかにしました。
発表によるとインシデントは2019年11月18日、同社従業員を含めた420名に対してのメール送信時に発生。宛先設定を「BCC」形式で送信すべきところを、送信担当者が誤って「TO」形式で送信したと説明しています。
なお、メールアドレスの流出は同メールを受信した社内関係者からの指摘により発覚。同社は直ちに送信取り消し作業に着手しましたが、同社従業員6名を含めた合計97名について、アドレスの流出が発生したとのことです。
宛先設定をルール化するも誤送信が発生
スミリンビジネスサービス株式会社はインシデント発生原因を、送信設定の確認不足としています。
同社は一斉メールを送付する際、宛先を伏せる目的から「BCC」での送信をルール化していました。ところが今回の送信事案では「To」設定で送信されたばかりか、宛先決定の確認が行われず、結果としてアドレスの流出が起きた形です。
同社は今後、一斉メール送信時は「BCC」形式であることを必ず確認すること、また送信前に複数名での確認作業を行うよう定め、再発防止策に繋げる考えを示しています。
参照メール誤送信による個人メールアドレス流出のお詫び/スミリンビジネスサービス株式会社