イギリス・ロンドンに拠点を置きモバイルセキュリティ開発を手掛けるWandera(ワンデラ)はこのほど、Apple社が提供する「iOS App Store」にてトロイの木馬に感染した17個のアプリを発見したと明らかにしました。
情報によると、問題のアプリはいずれもインドに拠点を置く「AppAspect Technologies」の製品。アプリを起動するとバックグラウンドで動きだし、特定のページを開き続けたり、リンクをクリックするなど、不審な動作を及ぼすとのことです。
Appleは既に対応済
問題の感染アプリは記事発表時点で、既に削除されています。Apple社は今回の事案について「クリックスルーを許可するコードが記述されており、ガイドライン違反」との認識を持ち、同様のアプリを審査する上で対処するツールを更新したとしています。
なお、問題のアプリはAndroid版も出ていましたが、こちらは記事発表時点で疑わしい動きは確認されていません。
参照iOS App Storeでトロイの木馬感染アプリが複数発見/Yahoo!ニュース