市立体育館のイベントメールを誤送信、委託業者がアドレス17件を流出|サイバーセキュリティ.com

市立体育館のイベントメールを誤送信、委託業者がアドレス17件を流出



画像:電子メールの誤送信によるメールアドレスの流出事案について/福岡市 市民局 スポーツ推進部 スポーツ施設課より

福岡市市民局は2019年10月18日、市立中央体育館のスポーツ教室参加予定者に対する案内メールを送付する際に、宛先のメールアドレス17件が流出したと明らかにしました。

福岡市の説明によると、市は体育館の運営管理を公益社団法人・福岡市スポーツ協会に委託しており、メールは送信業務は同協会の職員が担当したものです。職員は2019年10月17日、スポーツ教室の参加予定者にメールを送付しましたが、本来「BCC」で送付すべきところを「Cc」で送付したことにより、流出が発生したと説明しています。

受信者から指摘が入り発覚

インシデントは発生から約40分後、メールを受信した市民から指摘が入り発覚しました。

事態を把握した協会は、対象者全員に電話で謝罪をするとともに、メールの削除を要諦。さらに今後の再発防止策として、外部メールを送信する際は、複数の職員による多重チェックや職員研修などを実施する方針を示しています。

参照:電子メールの誤送信によるメールアドレスの流出事案について/福岡市 市民局 スポーツ推進部 スポーツ施設課


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