画像:フィッシングメールの発信について(注意喚起とお詫び)/金沢大学より
金沢大学は2019年10月16日、同大学の教職員がフィッシングメールに引っかかり、アカウントが乗っ取られる事象が発生したと明らかにしました。
発表によると、フィッシングメールの内容は同大学メールサービスの障害通知を装ったもの。メールは確認できるだけで25件の宛先に送付され、このうち7件のアカウントが奪われたとしています。
迷惑メール約4万1千件を送付
アカウントを奪った攻撃者は、迷惑メール送信の踏み台として悪用しました。
攻撃者は奪われたアカウントを装った迷惑メールを大量に送付。被害発生後に大学側が確認したところ、送信メールは合計4万1,697件にも及んだと判明しています。
事案発生後に大学側は、乗っ取られたアカウントのパスワードを全て変更した上で、学生や教職員らに注意喚起を実施。今後はメール送信状況の監視を強めていくとしています。
参照フィッシングメールの発信について(注意喚起とお詫び)/金沢大学