関西国際大学は2019年8月24日、教員免許状更新講習の受講者へのメールを誤送信し、一部受講者のメールアドレス499件が流出したと明らかにしました。
関西国際大学によると、誤送信の原因は一斉メール発信時の設定ミス。大学はメールアドレスと個人名を伏せて送付する予定でしたが、担当者が操作を誤り、送付先のアドレスなどを開示して送信したとしています。
相次ぐ誤送信
同大学は、報告方法の見直しをはかるなどの再発防止策を示しました。しかし、メールアドレスの誤送信は、官民問わずさまざまな団体で生じています。
各組織はダブルチェックや誤送信防止システムの導入などさまざまな対応を取っていますが、時間と共に形骸化するなど完全な防止には至っていないケースも多々あります。