画像:夏休みにおける情報セキュリティに関する注意喚起/独立行政法人情報処理推進機構より
情報処理推進機構(IPA)は2019年8月1日、夏休み期間中の情報セキュリティに関する注意喚起を発しました。内容自体は以前公表されたものですが、長期期間中のトラブルに備えて、管理者・一般従業員の双方が知っておきたい情報がまとめられています。
長期休暇前後は、トラブルが頻発しがちです。いま一度確認されてみては如何でしょうか。
管理者向けの注意喚起
管理者向けの注意喚起は、下記のようなものがまとめられています。
休暇前の対策
- 緊急連絡体制の確認 各担当者の連絡先を確認する(変更がないかなど)
- 使用機器の電源 使用しない端末の電源を切る
休暇後の対策
- 修正プログラムの適用 OSやソフトウェアの脆弱性対策
- セキュリティソフトの更新 新しいマルウェア定義ファイルをダウンロードするなど
- サーバーログの確認 不正アクセスの痕跡などがないか
従業員向けの注意喚起
従業員向けは下記のようなものが出されています。
休暇前の対策
- 機器やデータの持ち出し 社内規定に違反する持ち出しは避ける
- 外部接続ルールの確認 社内規定に違反する外部接続を避ける
- 使用機器の電源 使用しない端末の電源を切る
休暇中の対策
- 持ち出した端末やデータの管理 盗難や紛失による外部流出を避ける
休暇後の対策
- 修正プログラムの適用 OSやソフトウェアの脆弱性対策
- セキュリティソフトの更新 新しいマルウェア定義ファイルをダウンロードするなど
- 持ち出し機器のウイルスチェック 休暇中に持ち出した端末のウイルスチェック
- 不審なメールへの警戒 休暇明けの取引先を装った連絡など、普段と異なる形式のフィッシングメールが予測される
事前の対策を怠らず、休暇を安心して過ごしましょう。
参照夏休みにおける情報セキュリティに関する注意喚起/独立行政法人情報処理推進機構