画像:一部配信コンテンツの表示情報に関するお詫び/TVerより
民法公式オンラインポータルの「TVer」は2019年4月29日、何者かの不正アクセスによるサイバー攻撃を受けたと明らかにしました。攻撃者は番組のサムネイル画像を差し替え、番組タイトルやキャッチアップストーリーなどを不正に改変。改ざんを加えたとのことです。
差し替えは下記のようなものです。
- 「あなたの番です」 → 「あなたの番ナリ」
- 「集団左遷!!」 → 「集団予告!!」
- 「俺のスカート、どこ行った?」 → 「当職のスカート」 など
ユーザー情報の流出なし
インシデント発生直後は、各方面から情報流出の懸念が起きていました。不正アクセスの大部分は個人情報の窃取を目的としているため、無理のない懸念です。TVerは番組視聴者らから、アンケートを集めてもいました。
しかしTVer側は今回のインシデントについて、ユーザー情報の流出を否定。ユーザー端末への影響はなく、アンケート情報の流出もないとの立場を取っています。今後は再発防止に向け、セキュリティ対策を強化するとのことです。