愛知県は2019年4月15日、職員がメールを送付する際に送信設定を誤り、送信先のメールアドレス計75件および添付ファイルに記載された個人情報1件が流出したと明らかにしました。
メールは叙勲推薦に関係する内容。総務省に送付すべきところを、県内の団体や事務組合などに送付したとのことです。
送付メールの削除要請へ
誤送信は2019年4月12日に発生しました。愛知県への取材によると、担当者は送信直後に誤送信に気付き、各団体らに向け削除依頼のメールを送付。ところが対応を進めているうちに業務終了時間に至り、同日中に上司への報告はできず。報告は休日明けの2019年4月15日になり、組織としてインシデントの把握に至ったとのことです。
愛知県はその後、誤送信の影響を受けた人物に謝罪。送付先の団体についても、改めて確実な削除を要請する対応を取りました。添付ファイルに記載されていた個人情報の内訳は、下記の通りです。
- 候補者の本籍
- 現住所
- 氏名
- 生年月日
- 年齢
- 出生地
- 主要経歴
- 最終学歴
- 表彰歴
- 経歴