株式会社EDIT MODE(エディットモード)は2018年12月7日、同社の公式サイトが何者かの不正アクセスを受け、クレジットカード情報を含む個人情報最大1万4,679件が漏洩した可能性があると明らかにしました。
エディットモードによると、サイトアップデートの際に委託先の管理会社の不手際を起こし、外部アクセスに対して脆弱性が生じたことが原因。同社は不手際を起こした管理会社との契約を解消し、顧客対応を進めています。
決済代行会社の指摘により発覚
インシデントは2018年7月11日、クレジットカードの決済代行会社から「カード情報流出の懸念」について指摘を受けたことにより発覚しました。
指摘を受けエディットモードが外部調査機関に調査を依頼したところ、不正アクセスは2018年3月7日~2018年7月11日の間に発生し、登録したカード情報が抜き取られた可能性が高いと判明。
更に不正アクセスを受けた原因が同社サイトの管理会社にあり、2018年1月にセキュリティ向上を目的としたアップデートを実施した際に不手際を起こし、外部アクセスが容易な状態にあったとしています。
カード情報が流出
今回のインシデントの影響により、同社が保有するクレジットカード情報のうち最大1万4,679件に流出の懸念が生じています。2018年3月7日~2018年7月11日にECサイトでカード決済した顧客が対象。
ただしエディットモードによると、期間中に有効に決済が行われた件数は2,169件であり、残りはカードの有効性確認による処理とのことです。
流出したカード情報の内訳は下記の通りです。
- カード名義人
- クレジットカード番号
- クレジットカードの有効期限
- セキュリティコード
〈参照〉不正アクセスにより個人情報流出に関しまして/エディットモード