画像:メールアドレスの流出について/愛知県より
愛知県は2018年11月16日、起業家発掘・養成事業「あいちスタートアップキャンプ」の委託先法人の担当者がメール送信設定を誤り、参加者ら25名のメールアドレスが流出したと明らかにした。
同県によると、委託先の法人は有限責任監査法人トーマツ名古屋事務所。BCC設定で送信すべきところを宛先欄入力で送信したことにより、流出したとのこと。
削除要請など対応を進める
流出インシデントは2018年11月15日に、トーマツ事務所の担当者が「あいちスタートアップキャンプ」の日程調整に関する電子メールを送信した際に発生。
トーマツ名古屋事務所は2018年11月16日に謝罪の連絡を行い、メールアドレスの削除を要請。合わせて影響を受けた参加者らに電話での謝罪対応を進めている。
ダブルチェックで誤送信を防止
愛知県はトーマツ名古屋事務所に向けて今後、メール送信時には2名以上で宛先入力を確認するなど、誤送信の発生を抑止するよう徹底すると説明。
ダブルチェックによる抑止策は全国の自治体・企業で取られている対策であり、一定の効果が期待される。