JR九州グループが運営するドラッグストア「JR九州ドラッグイレブン」は2018年11月10日、同社ホームページが不正アクセスを受けたことを明らかにしました。
同グループのインシデントは多くのメディアにより報じられ、これによると最大で3万4,246名分の顧客情報が流出した可能性あるとのこと。同社はホームページは閉鎖し、対応を進めています。
文字化けなどの被害が発生
情報によると、ドラッグイレブンのホームページは2018年11月8日頃より異変が発生。ホームページを訪問したユーザーらが、ドラッグイレブンのホームページが文字化けしているとの声があがり、発覚へと至っています。
指摘を受けた同社はセキュリティーやインシデントの解明に向け、ホームページの閉鎖を決定。2018年11月13日現在も、公式ホームページを閲覧できない状態が続いています。
二次被害は確認されず
ドラッグイレブン側は、今回のインシデントにより流出が懸念される情報について、現在のところ二次被害の発生は確認されていないとしています。
また流出したのはメールマガジン会員や通販を利用した顧客の氏名や住所、電話番号などで、クレジットカード情報は含まれていないとのこと。
ただし二次被害については、時間を経過してから悪用が明らかになった事例も多く、予断を許さない状況です。
参照ドラッグイレブン公式サイト
参照ドラッグイレブン、3万4000人情報流出か/Yahoo!ニュース
参照<ドラッグイレブン>顧客情報最大3万4000人分流出/Yahoo!ニュース