USBメモリー紛失で生徒の個人情報115件が流出か、中学校教諭を懲戒処分|サイバーセキュリティ.com

USBメモリー紛失で生徒の個人情報115件が流出か、中学校教諭を懲戒処分



画像:教職員の懲戒処分について/さいたま市より

さいたま市教育委員会は2018年11月2日、個人情報が含まれたUSBメモリーを紛失したことにより、地方公務員法の規定に基づき中学校教諭の懲戒処分(減給10分の1)を行ったことを明らかにしました。

市教委により公開された資料によると、USBメモリーには教諭が授業を担当していたクラスの生徒情報・合計115件が含まれていたとのことです。

事案の経緯は?

市教委によると、紛失に関わったのは市立中学校に所属する40代の女性教諭です。教諭は2018年10月17日~18日の間に、生徒などの個人情報が含まれた私用のUSBメモリーが紛失したとのこと。

その後USBメモリーを捜索したものの、2018年11月2日時点でも発見に至らず。今回の発表が行われました。

成績情報などを記録

紛失したUSBメモリーには、女性教諭が授業を担当していた学級3クラス分の生徒情報・合計115件が含まれていました。

発表によると、USBメモリーには生徒の氏名・担当教科の成績が記録されていたとのこと。なおUSBメモリーの紛失に伴う二次被害(個人情報の悪用など)は、2018年11月2日時点で確認されていません。

参照教職員の懲戒処分について/さいたま市


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