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大手SNS「Facebook」は2018年10月12日、同社を襲った大規模なアクセストークン流出問題について、2,900万人の個人情報が流出したことを発表しました。
調査の結果、一部のアカウントは宗教や婚姻状況などセンシティブな情報まで攻撃者の手に渡ったとのこと。なお、同社は今回の事案をFBIに通報しており、容疑者に繋がる情報は公開できないとしています。
約3,000万人分のトークンが流出
Facebookの発表によると、流出したアクセストークンは合計約3,000万人分(うち100万人分は、実質的に流出なし)とのこと。
流出情報はアカウントによって異なり、約1,500万人分のアカウントは氏名や電話番号・メールアドレスなど主に連絡先が流出。別の約1,400万人分のアカウントは、これらの連絡先に加えて、職業や出身地、言語や宗教などのセンシティブな情報も流出したとしています。
Facebookの対応は?
Facebook側は今回の発表を行うとともに、被害を受けたアカウントに対して個別に通知を送るとしています。
また被害を受けたアカウントは、ヘルプセンターで確認が行えるよう対応。約22億のアカウントを抱える同社サービスだけあって、今後情報管理体制が問われることになるでしょう。
参照<フェイスブック>個人情報、ハッカーに2900万人分流出/Yahoo!ニュース
参照An Update on the Security Issue/Facebook newsroom