奈良県職員が不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕、女性職員の個人情報が目的か|サイバーセキュリティ.com

奈良県職員が不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕、女性職員の個人情報が目的か



画像:奈良県公式ウェブサイトより

奈良県警奈良署が2018年10月7日、同県職員で県五條土木事務所係長を務める男性を窃盗及び不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕したことが明らかになりました。

情報によると、容疑者は部下である女性職員の机からログインに必要な機器を盗み、県庁のシステムに不正にアクセスしていた疑いが持たれています。

事案の経緯は?

容疑者は2018年8月28日~9月3日の間に、奈良市県庁分庁舎に勤務する女性職員の机からワンタイムパスワードの表示に必要な機器を盗んだ疑いが持たれています。

その後、盗んだ機器を用いてパスワードを初期化。不正に女性の公用パソコンに侵入して、情報を窃盗した疑いが持たれています。

女性の個人情報が目的か

記事発表時点で、不正アクセスの目的や被害など全貌は明らかにされていません。

しかし警察の調べによると、藤本容疑者は女性のメールや文章データなどを私用のPC端末に移動・入手していた疑いもあるとのこと。

県警は容疑者の自宅を調べるなどして、全容の解明に努める考えです。

参照奈良県職員を逮捕=不正アクセス容疑-県警/ニコニコニュース


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