画像:佐賀大学より
佐賀大学は2018年10月1日、一部の在学生の成績データなど合計31件分が含まれたUSBメモリーを紛失したことを明らかにしました。
同大学によると、担当講師と教務課の間でUSBメモリーの送付作業を行った際に、行き違いにより行方不明になったとのことです。
事案の経緯は?
佐賀大学によると、国文学史を担当する非常勤講師が2018年8月9日に、大学前期の成績を記録したUSBメモリーを簡易書留にて発送。
しかし受取先の教務課は2018年8月10日に受領していたにも関わらず、「成績が提出が提出されていない」と誤認したため、双方の確認が取れた2018年9月13日に紛失が発覚しました。
被害規模は?
今回の紛失により、当該講師が担当した教育学部・文化教育学部の2年~4年次の生徒の成績データなど合計31件が行方不明となりました。
紛失した情報の内訳
- 氏名
- 学籍番号
- 所属学部
- 学科
- 成績データ
ただし、USBメモリーはパスワードによるセキュリティ設定が行われており、発表時点での情報流出は確認されていないとのことです。
大学側は今後、書留を複数名で受領するなどの再発防止策を行うとしています。