画像:山梨県公式ウェブサイトより
山梨県教育委員会は2018年8月22日、県立中央高校に所属する教諭がカバンを盗まれ、情報が流出した可能性があることを明らかにしました。
情報によると、カバンの中には生徒の個人情報45件と、教材購入費約18万9千円が含まれていたとのこと。
山梨県教育委員会は会見を開き、謝罪を行っています。
事案の経緯は?
山梨県教育委員会によると、カバンは教諭の自宅で盗まれた可能性があるとのこと。
教諭は2018年8月16日に記憶媒体と教材購入費を持ち帰ったものの、2018年8月17日の朝には自宅の居間から無くなっていたと話しているとのことです。
また、私物の現金やクレジットカードも無くなっており、窃盗の可能性が高いと見られています。
被害規模や再発防止策は?
盗まれた個人情報は、同中学校に所属する生徒の情報合計45件です。
教育委員会は、個人情報を持ち帰ることを禁止する指針を打ち立てていましたが、教諭はこれを無視して普段から持ち帰っていたとのこと。
教育委員会側は再発防止に向けて訓示を行い、外付けハードディスクの使用規制の検討を行うとしています。
山梨県は公的機関による紛失事案が相次いでおり、対策が求められています。
参照山梨でまた教員による個人情報紛失 生徒45人分の成績など/産経ニュース