東芝産業機器システム株式会社が2008年頃の不正アクセス被害を公表|サイバーセキュリティ.com

東芝産業機器システム株式会社が2008年頃の不正アクセス被害を公表



画像:東芝産業機器システム株式会社より

東芝産業機器システム株式会社は2018年06月11日、同社が外部からの不正アクセスを受けた事実を公表しました。

同社発表によると、攻撃により同社ホームページの会員登録情報の一部が流出した可能性があるとのこと。なお、発表時点では既にホームページの点検が済み、セキュリティ上の問題がないことを確認したと説明しています。

事案の経緯は?

今回の事案の発生時期は、現在より約10年前にあたる2008年12月頃(推定)です。

同社によると、攻撃により2001年~2008年の間の登録情報が流出した可能性があり、これには既に退会した会員の情報を含んでいると説明しています。

被害規模や対応は?

今回の事案に対して、東芝側から具体的な会員数は明示されていません。

流出可能性が指摘される情報は、メールアドレスおよびパスワードのみ。今回の事案で実害が生じた報告は行われていないと説明しています。

なお、同社は今回の事案を受け、被害可能性のある会員に対してパスワードを変更した上で、メールにて案内を送付。対象となる会員に注意喚起を呼び掛けている状況です。

参照不正アクセスによるお客様情報流出のお詫びとお知らせ/東芝産業機器システム株式会社


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