下関市職員がメール誤送信、49名分のアドレスが流出|サイバーセキュリティ.com

下関市職員がメール誤送信、49名分のアドレスが流出



画像:下関市ホームページより

山口県下関市は2018年4月19日、市職員がメール操作を誤り送信した結果、49名分のメールアドレスが流出したことを発表しました。

下関市によると、該当職員は他の受信者が確認できない「BCC」で送信すべきところを、受信者全員がアドレスを確認できる「To」で送信したとのこと。市は電話とメールの両面から謝罪を行いました。

事件の経緯は?

下関市によると、誤送信を起こした市職員は「女性の再就職促進事業」の平成29年度の登録者に対して、平成30年度登録の意向確認メールを行う際に操作を誤ったとのこと。

本人は誤送信に対して気が付かなかったのか、別の職員が約1時間後に事態を把握。現在のところ流出による被害は確認されていませんが、同市は19日の午後7時ごろに謝罪対応を行うかたちとなりました。

相次ぐ誤送信

今回のような「BCC」と「TO」を取り違える送信ミスは、基本的なことのように見えて、案外多く発生している漏洩事案です。

当サイトでも過去複数の誤送信事案を取り挙げておりますが、本人が気が付いていないケースは少なくありません。セキュリティに対する基本的な意識を見直し、ヒューマンエラーの防止に努める必要があると考えます。

参照メール誤送信で49名のメールアドレスが漏えい(下関市)/ScanNetSecurity


SNSでもご購読できます。