尼崎市の健診予約サイトが不正アクセス被害、個人情報約3,000件が流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

尼崎市の健診予約サイトが不正アクセス被害、個人情報約3,000件が流出の可能性



関連尼崎市健診予約サイトからの情報漏洩1万1,960名分と確認、運営委託先に損害賠償を求める(2018年4月19日)

2018年3月9日、兵庫県尼崎市は、同市が運営するウェブサイト「健診すずめ通信」が、何者かの不正アクセス被害により情報漏洩した可能性を公表しました。

健康診断の集団予約などを扱う同サイトには、多くの個人情報が記録されており、被害規模は最大で3,026件を数えるとのことです。

流出の経緯や被害内容は?

尼崎市は、アクセスログに不審なログが検出されたことから、今回の事件は不正なアクセスと判断。原因や詳細については調査中と説明しています。

また、想定される最大の被害件数は最大で3,026件を発表。情報の内訳は以下のものが公表されています。

  • 会員名・フリガナ
  • 性別・生年月日
  • 住所・電話番号
  • メールアドレス
  • 医療保険種別

対応状況は?

尼崎市は、現在不正アクセス被害を受けた「健診すずめ通信」を一時閉鎖。情報漏洩の被害を受けた可能性がある利用者に個別連絡を行っている状況です。

また、今回の事件に対する窓口を用意し、不明点や不安点に対して回答を行う旨発表しています。

〈参照〉
健診すずめ通信のWEBサイトへの不正アクセスに関するご報告/尼崎市


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