画像:Cybereasonブログより

米国のセキュリティー企業「Cybereason(サイバーリーズン)」が、2017年7月頃に猛威を振るったマルウェア「Oni」の調査報告を行いました。

日本を標的としたマルウェアとして知られる「Oni」ですが、今回の発表では「Oni」と連携して動作する新型マルウェア「MBR-Oni」の存在など、複数の興味深い事実が公表されています。

「Oni」とは?

冒頭で触れた通り、「Oni」とは2017年の7月頃から流行を見せているマルウェアです。他の多くのマルウェアと異なり「日本企業を標的」としている点が特徴で、「Wanacry(ワナクライ)」と同じランサムウェアタイプとして知られています。

「Oni」はデーターベースに侵入すると、ファイルを勝手に「.oni」という拡張子ファイルに暗号化し、「全てのファイルを暗号化した」と勝利宣言を行います。同時に(要求を行うための)連絡先アドレスが表示され、金銭等の対価を求めるという仕組みです。

同社の調査報告によると、「Oni」は3か月~9か月にも及ぶ「標的型攻撃」を行った上で、最後に一斉に暗号化処理を行うタイプとのこと。また、攻撃者は発覚しないように多大な労力をかけていると注意を呼び掛けています。

「Oni」と連携「MBR-ONI」とは?

今回サイバーリーズンより行われた調査報告には、「MBR-Oni」と呼ばれる新型ランサムウェアの存在も確認されています。「MBR-Oni」は「Oni」と異なり、正規のユーティリティ「DiskCryptor」を利用しており、その名の通りマスターブートレコードに感染するとのことです。

「DiskCryptor」のコードを利用した攻撃は「badrabbit」でも悪用されており、世界的にも警戒すべきポイント。すでに既存の「Oni」と組み合わせた「MBR-ONI」の暗躍も確認されており、より一層の注意が必要だと言えるでしょう。

<参照>
日本企業を狙うランサムウェア「鬼」、ファイル暗号化して痕跡を消去/ITmedia エンタープライズ

Cybereason HP

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