
画像:東京電力ホールディングスホームページより
東京電力ホールディングスは、福島復興本社において、福島第一原子力発電所の現状に関する報告するメールを送る際、互いの個人情報(氏名・メールアドレス)を知りうる状態で送信していたことが判明したと発表した。
同社によると、5月8日、担当者が毎月送信している福島第一原子力発電所の現状に関する報告メールを、宛先非表示の設定で送信すべきところ、誤って宛先を全て表示した状態で、484件へ一斉送信していた。この誤送信で氏名やメールアドレスなどが受信者同士で閲覧できる状態だったという。
担当者は送信直後に誤りに気づき、あらためてメールにて対象となる関係者全員にお詫びと当該メールの削除の依頼をした。
また、個別に連絡がとれる対象者に対しては、直接電話でもお詫びと当該メールの削除の依頼をしたとのこと。
今回の問題を受けて、同社は再発防止策としてチェックシートの活用等、個人情報管理における業務管理を徹底し、また、全社員に対しては、改めて、社外向けに宛先非表示でメールを送信する際の注意喚起を実施する。
<参考>
メール送信時における誤った取り扱いによる個人情報の漏えいについて/東京電力ホールディングス株式会社
福島第一原発の報告メールで誤送信、個人情報が流出 – 東電/Security NEXT
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