
ニュースの概要
米俳優のブラッド・ピットさんが死亡したと思わせる「R.I.P Brad Pitt」(ブラッド・ピットよ、安らかに)という虚偽の見出しでクリックを誘い、不正なアプリへ誘導しようとするリンクがFacebookで出回っていると、2016年9月28日、IT情報サイトThe Next Web(TNW)が報じた。
問題のリンクは、米Fox Newsの記事の見出しのようにロゴが入っているうえに、妻アンジェリーナ・ジョリーさんが離婚を申し立てたと報じられたばかりとあって、更なる詳細情報を得ようとする相当数のユーザーが投稿記事をクリックする可能性が見込まれる。
リンクをクリックすると、マルウェアを仕込んだ不正アプリに誘導され、Facebookのユーザー名やパスワードの入力画面が表示され、うっかり入力してしまうと、自分のアカウントを乗っ取られ、端末をスキャンされて個人情報を盗まれる恐れがあるという。
その後の対応
Facebookはユーザーに対して、こうしたリンクをクリックしないよう呼び掛け、すでにクリックしてしまった場合は、直ちにパスワードを変更しマルウェア対策のソフトを使うように指示している。
考察
突然の離婚報道で注目を集めている中で、それに便乗するかのように死亡したとの悪質なデマで記事が作成されているが、好奇心を掻き立てられてしまうのも事実である。公開された対応策を講じていかなければいけない。
関連リンク
・TNWによる該当記事(※英文)
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- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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