
ニュースの概要
国際銀行間通信協会(SWIFT)のシステムを使用して決済情報を扱う各金融機関は、悪意のあるサイバー攻撃に備えて、セキュリティー対策を強化する必要に迫られているという。
ロイターが入手した、同協会からの顧客に対した通知によると、2016年2月に起こった、SWIFTコードが盗まれて悪用され、バングラデシュ中央銀行から8,000万ドルを奪われるという事件から数ヶ月が経過しているが、一部の金融機関では、未だにかなりの数のセキュリティーに関する問題が残っているという。
この通知によって、新たなセキュリティー対策は施されているものの、銀行から資金を奪取する試行は続いており、一部の攻撃では成功していた事も明らかになっている。この攻撃は今後も継続的に続き、その手法はより巧妙なものになっていくと見られている。
その後の対応
SWIFTは、監査役や規制当局が、銀行の使用するSWIFTのセキュリティ対策が、同社システムを利用するのに十分な水準に達しているかを評価するために、より厳しいガイドラインを提供。金融機関へ継続する攻撃に対して警告するとともに、同社の顧客セキュリティープログラムによって行った対策について随時知らせていくという。
関連リンク
・ロイターによる記事※英文
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- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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