委託職員が患者20名の個人情報を撮影しSNS投稿│岩見沢市立総合病院|サイバーセキュリティ.com

委託職員が患者20名の個人情報を撮影しSNS投稿│岩見沢市立総合病院



画像:岩見沢市より引用

岩見沢市立総合病院は2025年11月18日、医事業務を委託している外部事業者の職員が患者の個人情報を撮影・SNS投稿し、個人情報を漏えいしたと発表しました。

同院によると2025年10月2日、「病院の委託業者職員がSNSに画像を投稿している」との連絡が寄せられました。同院が調査したところ、SNS上には委託業者の職員が私物のスマートフォンで撮影した、外来受付の状況が表示された院内モニター画面の画像が投稿されていました。画像は閲覧できる利用者が限定された状態であるものの、病院を受診した患者20人分の氏名やカナ氏名、患者番号、性別、年齢、主治医名などを漏えい。少なくとも3人が閲覧していたことも判明しました。

同院は対象となった患者全員に直接謝罪しました。また、問題の職員については事案発生直後から病院業務から外し、再発防止策として、委託業者職員による業務時間内のスマートフォン等の携行・使用を原則禁止と決定。医事業務を担当する委託業者の全職員を対象に、情報管理に関する臨時の特別研修を実施し、今後も定期的な研修を通じて管理体制の強化を図ると明らかにしました。

参照市立総合病院委託職員による個人情報の漏えいについて|岩見沢市

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