
画像:山口大学より引用
山口大学は2025年9月19日、職員によるメール送信ミスにより、個人情報が漏えいしたと発表しました。
大学によると、2025年9月11日、大学研究推進機構知的財産センターの職員がセミナー案内の電子メールを送信しました。ところがメール送信時、本来は宛先を伏せるため「BCC」を使用すべきところ、誤って「TO」に設定して送信していたととのこと。結果、送信対象者全員のメールアドレスが受信者に表示される事態となりました。
誤送信は発生から約30分後、同センターの教員が事態に気づき発覚しました。漏えいしたのは500件のメールアドレスで、このうち1件は氏名付きの学外者の情報とのこと。なお、現時点で被害は確認されていません。
山口大学は今後、情報セキュリティや個人情報管理の徹底を求め、全教職員への注意喚起や研修の継続などを実施。再発防止に努める方針を示しました。